貴女もきっと改善できる!女性に起きる薄毛の原因と対策

女性の薄毛に効果的な対策方法はあるの?

女性の薄毛は男性よりも原因が複雑で、使用する治療薬剤などに違いが出てきますが対策の種類としてはそう違いはありません。

大きく自己手当と病院などで治療を受ける二つの方法に分かれますが、自己手当ではさらに日常のヘアケア・スカルプケアなどの習慣是正と、一歩進んで育毛剤などのアイテム導入があります。

薄毛を引き起こす原因は複数あるので、原因が変われば効果的な対策も変わってきます。女性の薄毛の原因にはどのようなものがあるのかを見てみましょう。

女性の薄毛

 

女性の薄毛の原因一覧

ここでは女性が薄毛になってしまう原因を個別に挙げていきます。

女性の薄毛の原因①:ホルモン

女性が男性よりも髪の毛が豊富なのはひとえに女性ホルモンのおかげです。

女性でも男性ホルモンは僅かに分泌していますが、通常は女性ホルモンの方が圧倒的に多く、ホルモンバランスとしては女性ホルモンが有利な状況になっています。男性ホルモンは薄毛を引き起こす原因になるものですが、普段は女性ホルモンがこれをけん制して薄毛になりにくい状況になっているわけです。

女性ホルモンが減少して薄毛に

そのため女性の方が一般的には髪の毛が豊富なのですが、様々な要因でホルモンバランスが崩れると女性ホルモンの量が減少して男性ホルモンの影響力が増してくることがあります。女性を苦しめる更年期障害はホルモンのバランスが崩れて体に様々な不快症状を起こすことで有名ですが、頭皮では抜け毛の増加や薄毛の症状として現れることになります。

睡眠不足やストレス

また加齢以外でも睡眠不足やストレスなどに女性の体は敏感に反応しますので、ホルモンバランスを崩してしまい男性ホルモンの影響が増すと抜け毛が増えて薄毛になります。女性の場合は頭皮全体で少しずつ髪が細くなり薄くなっていきますが、髪の長い女性は分け目付近で地肌が目立つことが多くなります。

女性の薄毛の原因②:亜鉛不足

栄養不足も薄毛を引き起こす原因になりますが、育毛的に特に重要な栄養素の一つに亜鉛があります。亜鉛はミネラルの一種ですが、毛根内で髪の毛の元となる毛母細胞が細胞分裂をして育っていく際に必ず必要になる栄養素です。亜鉛が不足すると健康な髪を育てることができず、次第に髪が細くなり抜け毛も増えます。

亜鉛はまた抜け毛薄毛の原因になる男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を抑制する働きもあるので、亜鉛不足は本来持つ髪の生成力を落とすことと、DHTの抑制力を落とすという二重の意味でリスクとなります。

女性の薄毛の原因③:遺伝

薄毛と遺伝の関係は昔から言われていたことですが、近年の研究ではどんな体質が遺伝して薄毛リスクを高めるのかということも分かってきています。

一つは、上述したDHTを作り出す体内の酵素「5αリダクターゼ」の活性度です。この酵素の力が強いとDHTの生産量が上がり薄毛のリスクが上昇します。

もう一つはDHTが発する脱毛信号に対する毛根側のレセプター(受容体)の感度です。DHTは毛根を弱らせる信号を発して髪の成長を妨げますが、その信号は毛根側にあるレセプターで感知されます。感度が良い(感受性が高い)と脱毛信号に反応しやすく、薄毛のリスクがそれだけ高まります。

DHTを作り出す5αリダクターゼの強さと、脱毛信号に対するレセプターの感度という二つの体質が遺伝されると女性でも薄毛のリスクが高まるということです。

女性の薄毛の原因④:ストレス

適度なストレスは必要ですが、過度のストレスを長期間受け続けると体に様々な不具合を引き起こします。過剰なストレスは体を常に緊張状態にしてしまい、体中の血管がギュッと収縮した状態になります。一過性であればいいのですが、長く続くと当然頭皮への血流も滞ることになります。毛根に栄養を運ぶ血流が滞ると栄養不足から髪の発育が阻害されますし、血行が悪くなった頭皮は柔軟性を失い硬くなるので育毛環境を悪化させます。

ストレスは睡眠不足の原因にもなるので、睡眠時に分泌される髪の発育を促進する成長ホルモンの分泌も抑制してしまいます。加えて、上述したようにホルモンのバランスを崩す要因ともなります。このようにストレスは直接的、間接的に抜け毛や薄毛の原因になるのです。

 

女性の薄毛はシャンプーで予防しよう!

毎日行うシャンプー習慣は下手をすると抜け毛や薄毛の原因になってしまいますが、配慮すれば逆に薄毛を予防することもできます。

安価で「〇〇硫酸」などの成分が入りシャンプーはダメ!

よく言われるのが、安価なシャンプー剤に含まれる成分による頭皮ダメージです。製造コストが安価で使いやすい「〇〇硫酸」などの名前が付く成分は洗浄効果が高いものの刺激も強く、また皮脂を取りすぎてしまうことから頭皮に異常を起こしたり、体の反応で逆に皮脂を多く分泌してしまい脂漏性の皮膚炎の原因になります。皮脂は本来頭皮のバリア機能の役割も果たすので適度に残してやる必要があるのです。

低刺激のアミノ酸系シャンプーがおススメ

このような高刺激性のシャンプーを毎日使っているとダメージも少しずつ蓄積し、髪を弱らせる原因になります。こうした弊害が無い、低刺激のアミノ酸系のシャンプーがおススメですが、髪を大切にする女性の為に女性向けの商品が多く販売されています。千円台で買えるものもありますし、配合成分を豪華にした育毛シャンプーというものもあります。予算に応じてこういった頭皮に優しいシャンプーに切り替えることをお勧めします。

 

女性の薄毛は病院で治せる!

一度起きてしまった薄毛は病院で治療し治すのが一番効率的です。でも病院での治療となるとどんな薬剤を使うのか、費用はどれくらいかかるのかといったことが気になりますね。ここでは女性の薄毛を病院で治療する場合について見ていきます。

女性の薄毛の相談は皮膚科?それとも?

病院での治療となると、まずどの医療機関にかかれば良いのかが問題になります。髪の問題は頭皮が関係するので皮膚科でしょうか?

これはその薄毛の原因や症状によります。一般の皮膚科では皮膚病などが原因となって起きる抜け毛や薄毛を治療の対象としてくれます。薄毛そのものというよりは、その原因となっている皮膚病をターゲットにするという感じです。

例えば皮脂過剰で起きる脂漏性脱毛症や過剰なフケが原因となるひこう性脱毛症、あるいは円形脱毛症なども皮膚科の守備範囲です。ただ女性にみられる薄毛の多くは皮膚病ではなく体内のホルモンが原因となって起きるもので、こうした場合一般の皮膚科では治療対象として見てくれないことが多いです。

薄毛専門のクリニックとは?

「年相応ですよ」などとして特に薬の処方をしてくれないので、せっかく受診しても時間の無駄に終わってしまいます。女性に多いホルモン由来の薄毛の場合は皮膚科でなく、薄毛専門のクリニックに相談するのがおススメです。

こちらは「薄毛症状そのもの」を治療のターゲットに考えているので、薄毛の悩みを解決すべく、最も効果的な治療を提供してくれます。薄毛専門クリニックはいわゆる美容クリニックというもので、生死に関わる病気ではなくても「悩み」の改善にアプローチしてくれる医療機関です。一般皮膚科の医師と違って薄毛治療のノウハウを豊富に持っており、海外の薄毛治療の最新の知見も取り入れて治療にあたってくれます。

女性の薄毛を病院で治療すると保険は使えるの?

私たちが普段風邪や腹痛などでお世話になる病院では、ほとんどの方は健康保険を使っていると思います。基本3割負担で病気の治療ができるのでとても助かりますね。

薄毛の治療も保険を使って治療できればいいのですが、実は基本的に薄毛の治療に保険を使うことはできないのです。日本の保険診療の仕組みとしては、保険を適用できるケースとして二種類のフィルターをかけています。一つは医療機関として健康保険が使えるかどうかです。

一般の皮膚科や内科などの病院は厚生労働大臣の指定を受けた「保健医療機関」と呼ばれるもので、病院として保険診療を行うことが認められています。しかしいわゆる美容クリニック系はこの保険医療機関の指定を受けていないことがほとんどですので、こちらでは保険を使った治療を受けることはできません。

では一般の皮膚科などの病院で治療を受ければ良いかというと、それもまた違います。保険の適用条件には医療機関そのものの大臣指定以外に、その病気や疾患が保険を使って治療しても良いものかどうか、という基準が設けられています。

命に係わる病気はもちろん、風邪や下痢など日常の疾患も生活の質に大きく影響するものですので、わが国では保険を使った治療が認められています。

しかし薄毛というのはどちらかというと美容目的であると捉えられてしまい、基本的には保険を使った治療が認められていないのです。健康保険の原資は税金ですから、美容目的のために税金を使うのは健康保険の主旨を逸脱するというのが国の立場なのでしょう。ですので基本的には一般病院であっても薄毛の専門クリニックであっても、保険を使った治療は受けられないと考えてください。

ただ、薄毛症状の原因が皮膚病由来である場合は別です。上述した脂漏性の脱毛症やひこう性脱毛症、円形脱毛症は保険を使った治療が可能です。この場合は保険医療機関に指定されている一般の皮膚科であれば保険を使って治療を受けることができます。

女性の薄毛治療にかかる費用は?

病院で薄毛の治療を受けるとしたらどれくらいの費用がかかるのでしょうか。これは保険の適用を受けられるかどうか、またどんな治療薬剤や治療法を用いるのかによってかなり差が出ます。

一般皮膚科などで皮膚病由来の薄毛を治療する場合、一回の診察と投薬で数千円程度で済むことが多いでしょう。これを数か月続けて半年ほどかかったとしても数万円以内で収まります。

しかし薄毛専門クリニックで治療を受ける場合は保険が利きませんから全額自己負担になります。クリニックが提供する治療薬剤や治療法によってもかなり金額が変わってくるのでキッチリとした額を示すことはできませんが、投薬治療のみでごく基本的な処方だけの場合は月額1万円程度、それプラス治療効率を高める薬剤も使う場合は15000円~30000円程度です。

また育毛メソセラピーという、薬剤を直接頭皮に注入する治療法を併用する場合にはこちらに一回30000円~50000円程度の費用が追加されます。薄毛治療には最低6か月かかるのが基本ですので、上記の金額の6倍の予算が必要ということになります。

また自毛植毛治療を受ける場合は費用体系が変わります。植毛治療は外科手術ですので植毛医がいるクリニックでしか受けることができません。治療に用いる術式や機材の種類などによって費用はかなり変化するのでこちらも一概に言えませんが、ごく小さな範囲の薄毛であれば30万円程度、中等度では30万円~100万円、広範囲では100万円以上とレンジがかなり広くなります。

女性の薄毛治療に用いる治療薬は?

ここでは女性の薄毛を改善するための治療薬について見ていきます。後半では厳密には薬ではないものの、薄毛の改善に役立つサプリメントについても見ていきます。

女性の薄毛に有効な漢方薬はある?

病院で薄毛を治療する場合、漢方薬を処方されることはまずありません。特に薄毛専門クリニックでは効果の高い治療薬が使用されるので、漢方薬の出番はあまりないと言えます。漢方の世界では独特の考え方があって使用が難しいことも理由の一つでしょう。どうしても漢方を考える場合、髪の毛は「血の余り」として考えられているので、髪の問題は血が不足しているという風に考えます。そこで髪の原料となる「血」を補充するという意味では当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などが有効と考えられます。

女性の薄毛に使える育毛剤は?

女性用の薄毛に使う育毛剤も昔からありましたが、近年は商品開発も進んでより多くの製品が登場しています。ここでは病院で処方される育毛剤と市販の育毛剤に分けて解説します。薄毛専門クリニックなどで処方される育毛剤は外用タイプと内服タイプがあります。

外用タイプではミノキシジルという成分を主体にしたものがよく利用されます。ミノキシジルは強力な血行改善効果と、成長因子といって毛母細胞の細胞分裂を加速したり新しい血管を増やしてくれる作用が期待できるものです。男性用と違って濃度を調整する必要がありますが、薄毛改善に大きな効果をもたらすものです。また最近よく使われるようになったパントスチンという外用治療薬は、薄毛の原因になるDHTの生成を抑制する効果があります。

男性はDHT抑制作用の強い内服剤を使用することができるのですが、女性には使用することができないのがネックでした。パントスチンは外用薬ですので内服剤よりは効果が限定されますが、これまでDHT阻害薬が使用できなかったハンデを埋めてくれる嬉しい存在です。

また内服薬では髪の毛の原料や栄養素を配合したパントガールが好んで使われます。市販薬ではミノキシジル製剤であるリアップジェンヌが薄毛改善効果が高いですが、市販薬は値段も効果もピンキリで非常に多くの製品が出回っています。市販品でミノキシジルが配合されている女性用製品はリアップジェンヌだけで、それ以外の育毛剤の効果は値段相応と考えた方が良いです。

通販専用で売られているような育毛剤は、成分配合が豪華でホルモンにも作用する自然由来の抽出液を配合するなどして工夫されたものもありますが、値段が高くなるのがネックです。千円程度で買えるような製品は弱い血行促進作用などしかなく、薄毛の予防には一定の効果が期待できますが、改善までは期待できません。

女性の薄毛に効果のあるサプリメントは?

アメリカと並んでサプリメント市場が盛んな日本では多くの種類のサプリメントが販売されています。薬とは違いますが、足りない成分を補うことで体本来の健康を維持することを目的にします。薄毛分野でもサプリメントを利用することでメリットを得ることができます。

女性の場合、ホルモンバランスを崩して薄毛になることが多いですが、ホルモンそのものを補充することはできないものの、体内で女性ホルモンと似たような働きをする女性ホルモン様物質を補充することで薄毛改善に効果を期待することができます。女性ホルモン用物質として代表的なものに大豆イソフラボンがあり、これは更年期障害の改善も期待できるので女性向けの商品として人気があります。また先の項で説明した亜鉛のサプリメントも有効です。

日本人は亜鉛の摂取量が足りないと言われており、食事から摂取しにくい栄養素なのでサプリメントとして取り入れるのが有効です。亜鉛は健康な髪の毛を育てる必須栄養素であることと、男性ホルモンの抑制作用があるので二つの意味で重要なものです。

男性ホルモン(DHT)の抑制作用があるのは亜鉛以外にノコギリヤシがあります。どちらかというと男性向けの製品のイメージがありますが、実は女性でも使用することができます。DHT抑制作用があることから男性の前立腺肥大を防いだり、薄毛にも効果があるので女性よりも男性に人気があるのは確かですが、女性でもホルモン治療を受けている人や妊娠中などでなければ使用することができます。

一人暮らしで栄養バランスが悪いなと感じている人は、栄養不足から抜け毛が増えることもあるのでマルチビタミンやマルチミネラルのサプリメントをベースサプリとして取り入れることもおススメです。

 

女性の薄毛はどのくらいの期間で改善される?

病院で薄毛の治療を受けるにしろ自分で育毛剤やサプリメントを導入するにしろ、薄毛の悩みが改善されるまでには時間がかかることを覚えておく必要があります。医療機関で効果の高い治療を受けた場合でも最低6か月、自分で自己治療を行う場合はもっとかかると見込んでください。これは髪の毛の生産サイクルが関係しているためです。

人の髪の毛はヘアサイクルと言って、5年~7年程度の成長期と成長が止まる数週間の退行期、自然に脱毛して次の成長期に備える数か月の休止期を繰り返します。このヘアサイクルの関係上、治療を始めてもそれまで弱ってしまった毛根が力を取り戻すのには時間がかかり、すぐに太く強い髪が生えてくるわけではないのです。

まず不正な脱毛が止まり、徐々に新しい太い髪の毛が生え始め、それが目に見える形にまで成長するには数か月の期間がどうしても必要になります。焦る気持ちは分かりますが、薄毛改善には気持ちに余裕を持って臨むようにしましょう。症状が軽いうちに対策を行えば回復のスピードも早まりますし、治療費用も抑えることができます。

逆に、中等度以上にまで進んでしまうと、自己治療では目に見えた毛量の回復は難しくなることもあります。薄毛専門クリニックでは無料のカウンセリングを実施していますから、気になる人は早めに相談してみましょう。

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