沖縄産のヘナとインディゴで白髪を黒髪に染める! in 沖縄

 

沖縄県中頭郡北中城村にある「EMウェルネスリゾート コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ」には、ヘナ染め専門のヘアサロンがあります。なお「EM」とは乳酸菌と酵母と光合成細菌を掛け合わせた菌の集合体。沖縄発の無農薬栽培法の一つとして知られています。

沖縄県沖縄県中頭郡北中城村にある、EMウェルネスリゾート コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ。
ヘナサロンMAはスパ棟にある。

「ヘナサロンMA」はセット面1席、シャンプー台1席だけの小さなサロン。子供の頃のお母さんの部屋のようなちょっと懐かしい雰囲気がありながら、隅々まで手入れと心くばりが行き届いた心落ち着く空間。椅子にかけると、目線の高さにフレッシュなハイビスカスとヘナの枝。解放された窓からも沖縄の澄んだ空気が流れてきます。ちなみに「MA」とは「みんなに愛される」だそう。

EMスパコラソン沖縄内にある「ヘナサロンMA」。サロンの代表・島あけみさんは毛髪診断士。頭皮チェックもしてくれもらえる。

 

 

使用するヘナはこのサロンのオリジナル。「沖縄の南部の畑で農薬を使わず、EM栽培でEMヘナとEMアイ(インディゴ)を育ててもらっているの」。サロンを切り盛りする島あけみさんは、ウチナーンチュの毛髪診断士で認定講師(毛髪診断士のワンランク上の資格)。沖縄ことば独特のやわらかな響きで「ほら、これよー」と100%ピュアなヘナとインディゴのパウダーを見せてくれる。その香りはまるで新茶のようなみずみずしさ。これを水で溶かして塗布するのです。

サロンの代表、島あけみさんは、生粋のウチナーンチュ(沖縄人)。沖縄の伝統行事や食生活にも詳しい。
インディゴのパウダー。香りは新鮮そのもの。島さんによれば、湿地で育てられるのが一般的なインディゴだけど、こちらのサロンのものは、普通の畑で育てられているそう。「においが全然違うんです。それに指で触るとサラサラでテラテラした感触にならない」。品質の高さがうかがえる。

ヘナ染めは、酸化染毛剤にアレルギーを持つ人や病気の治療中、敏感肌、ナチュラル志向の人に好まれるので、最大のポイントはその品質。こちらのヘナとインディゴは、ヘナサロンMAがEM栽培に理解の深い契約農家に発注。収穫後はダイレクトに本島内にある工場へ運ばれ、洗浄・乾燥・粉砕され、そこからサロンへ届きます。生産から加工まで、ヘナ達人の島さんの目で厳格に管理した正真正銘のオーガニック&オリジナル。そんなヘナを使っているサロンだから、多くのウチナーンチュにも愛されていて、時折常連さんがひょっこり顔を出します。

さて、普通に染めると白髪の部分がオレンジ色になるヘナ。黒髪にはツヤが乗るだけですが、白髪の量が多いと全体的にオレンジみが強くなるので、そこが好みの分かれるところ。そこで、全体的にダークブラウン〜黒系にするには、インディゴ、つまりアイ(藍)をプラスします。パウダーの段階からヘナとインディゴを混ぜる方法もありますが、その人の髪のカラー履歴などを考慮しながら、まずヘナ単独で染め、ヘナでどれだけ髪が馴染んでから、インディゴを重ねる二度染め手法もあります。

 

島さんは私の色の希望と髪の履歴、明日は沖縄を去るという状況を聞き、時間はかかるけれどまずヘナのみで染めて、どれだけ赤くなるかをチェックしてから、インディゴを重ねるという二度染めをしてくれました。塗っていただきながら、ヘナのデトックス効果や、インディゴの抗酸化力、そして沖縄の伝統行事のことを楽しくおしゃべり。沖縄では、昔ハイビスカスの花の蜜をリンスに使っていた、なんてお話も。実際、ハイビスカスエキスは、ヘアケア剤などによく配合されていますしね。余談ですが、現代のコスメ開発の現場では新しい成分を探す時、まず伝承の植物から当たりをつけ、科学的なエビデンスが取れるか調べていくんですよね。ハイビスカスもまさにそんな植物の一つなのでしょう。

 

ヘナ、インディゴを塗布してタオル巻きをしてから、出かけられるようにニット帽にしてくれた(^^)。近所のショッピングモールに行っちゃう人もいるそうな。奥に見えるお花のアレンジには、ヘナの葉が! 小さい葉っぱの枝がそれ。

 

ヘナを溶いて髪に塗り、タオルを巻いたら放置時間は1.5時間。普通のヘアカラーに比べ、ヘナは時間がかかります。放置タイムは、スパ棟の中にあるリラックスルームで読書に没頭。不思議なことに泥のようなヘナを2時間近く頭にべったりつけているのに、頭皮がすっきり心地よい。ずっとつけていても全然へっちゃらです。時間が来たらまたサロンへ。ヘナを流して再度インディゴを塗布し、また1.5時間放置。最後にインディゴをすすぎ、酢で引き締めて褪色予防(酸の特性をしっかり生かして…本当に理にかなってる!)したら、ざっくり乾かして終了です。

 

放置タイムはスパ棟のリラックスルームで待つ。スパには、リフレクソロジーやらEMカプセルやら、いろいろなリラックスメニューあり。待ちの間、お風呂に入る以外のことは何でもできる。ホテルの部屋でのんびりするもよし。

そんなこんなでできました! トータル4時間ほどかかったけれど、赤くならずにこのツヤと色。黒に近いけれど、染めた黒というより、もともとの黒髪に近い自然な髪色です。

ヘナしてから5日後。私の髪質はもともとまとまりにくい波状毛ですが、ツヤとまとまりやすさがアップ!

でも、毎回染めるたびに沖縄に来るわけにはいかないし…「大丈夫!生活の中にヘナ染めを自然に取り入れている人はたくさんいます。最終的にはみなさんが自宅でできるようになることが目標なんです」と島さん。なるほど、そこで私もサロンオリジナルのEMヘナとEMアイを購入。家で使う時は、混ぜて使用してOKとのこと。配合率も教えていただきました。なるほど〜、3週間後トライしてみます!(後日談:数日後、リタッチ染めにトライして、ちゃんとしっかり染められました!)

自宅で染める人のためのお持ち帰り用に、EM栽培のフレッシュなヘナとインディゴの販売も。パッケージの写真も島さん撮影による沖縄産ヘナ。ホテルのショップでも購入できます。

なお、植物染めは染めてから数日は色落ちします。私は染めた当日の二度染めのインディゴが枕に色が付くくらい色落ちしましたし、その後も数日、髪を洗うたびに色落ちしました。また、ヘナ染めをされる方はやはり普通のヘアカラーでは刺激がある方、ジアミンアレルギーが出たので…という声が多いのですが、ウルシや果物でアレルギーが出る人もいるように、植物なら100%安心!というわけではありません。その点にはご注意いただき、最初は特にパッチテストをすることを強くおすすめします。

ヘアサロンMA(エムエー)
〒901-2311沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1511
EMウェルネスリゾート コスタビスタ沖縄 ホテル&スパ
EMスパコラソン沖縄内1階
TEL 098-935-4851
http://hennasalon-ma.com

 

 

投稿者プロフィール

ikumanami
マチュア女性のヘア情報サイト『HAIRISTA』を監修。幼い頃、化粧品販売の仕事をしていた母の影響から、コスメ、ヘア&メイクに興味をもつ。女性誌編集部での美容ページ担当を経て、フリーランスの美容エディター・ライターとして独立。現在は主に一般女性ファッション誌・美容雑誌のヘア、スキンケア、メイクアップ関連の美容ページのほか、化粧品メーカーの広告、WEBの編集・ライティングを手がける。
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